2011年05月19日
【5月18日】馬の塔-大須観音
元々は、織田信長軍が桶狭間の戦いに勝ち、近隣から清洲に馬を馳せ奉祝したことから始まったものがいつしか、この地方の一郷信仰の社寺に祭礼がおこなわれるようになった行事だったそうで、戦前まで大須観音や熱田神宮(こちらは5月5日端午の節句)では、盛大に行われていたそうです。
大須では、近年この5月18日の前の日曜日に商店街内をこども神輿が練り歩き、観音さまでは、5月18日午後3時より大祈祷会が行われます。
また、白馬を祀るのは、江戸時代、名古屋開府の移転前に、岐阜羽島にあった頃、大水で被害を受けた時、白馬が現れ、ご本尊・貴重な経文や文献を運ぶのを助けたことの由来があるそうです。
【関連】
・第3回市史講座「郷土の祭礼習俗馬の頭」
<日進市2011/09/03>
【参考写真】
「馬の塔」飾り 長久手町郷土資料館(2011/03/01特別展示)
当時は、馬の背を盛大に飾りつけ競い合ったそうです
名古屋近辺には、この行事が残る地域も(長久手町)