2011年06月29日
暑い夏に躍動と涼しさを -第35回氷の彫刻コンクール

東海地区のホテルで活躍する方々が、1本の氷柱をたった1時間と限られた時間の中で、彫り上げるスリリングで躍動感あるイベントも今年で35回を迎える中、空間と氷の特性を生かした素晴らしい作品が勢ぞろい。
審査発表を前に、審査委員長評でも「今年の作品は動きがある!」とのコメントも

写真右:本格的な夏の到来に、制作途中の様子と周りに散る氷は、子供たちの関心の的
第35回氷の彫刻コンクール(大須商店街)出展作品(14作品)
「海辺の佇み」:溝上敏男(ホテルプラザ勝川)
人魚立像を大胆に表現
「リス」:林拓央(キャッスルプラザ)
1本の木に佇む2匹のリスを表現
「美しさ」:尾崎未来(名古屋マリオットアソシアホテル)
ラッパを持つ天使像を表現
「ハッピーサマーウェディング」:
松井啓安(名古屋マリオットアソシアホテル)-努力賞
花嫁にブーケを渡す少女と2人と花束を彫り上げる
「水面を揺らす池の主」:
崎田勇樹(名古屋東急ホテル)-愛知県氷雪生活衛生同業組合理事長賞
水面に踊るコイの様子(どう削ったら水面の光の反射を表現できるのか光と動きのある彫刻)
「やさしさにつつまれて」:宮崎龍(エルダンジュ)-大須JC会会長賞
少女の手に止まる鳩を表現
「冬は必ず春になる」:
井口政和(大垣フォーラムホテル)-万松寺商店街みどり会代表賞
蝶が羽化するような妖精が羽を広げようとする様子
「おサルの音楽隊」:古川拓生(名古屋東急ホテル)-万松寺商店街振興組合理事長賞
アコーディオンを奏でる猿使いとその上でラッパを吹く猿を彫り上げる
「豚のロデオ」和田健(キャッスルプラザ)-大須商店街連盟会長賞
暴れる豚の上に、帽子を押さえて乗る男の姿を表現
「涼」:有年大輔(名古屋東急ホテル)-審査委員長賞
涼しげな魚の様子を表現
「どんな花が咲くかな」:
鈴木雅彦(キャッスルプラザ)-名古屋市会議長賞
植木鉢から芽が出る中、ランドセルを背負った少女が如雨露で水をやる姿を彫り上げる
「一輪車」:米倉一樹(名古屋マリオットアソシアホテル)
-愛知県議会議長賞
一輪車で疾走するポニーテールの少女の様子
「曲芸師」:井出光(プルミエ)
-名古屋市長賞-
大きく体をくねらせた曲芸師が逆立ちをする様子を表現
「いたずら」:安江洋輔(ウェスティンナゴヤキャッスル)
-愛知県知事賞-
重なった箱の上から、猫が金魚鉢を狙う様子
猫の鼻先の滴りの下に金魚鉢があり、まるで本物の水が張ってある
金魚鉢に見間違えるような表現工夫も
