名古屋・大須電波ニュース（大須Blog）

2011/09/20(火)運転見合わせになった、JR中央西線・鶴舞駅改札(午後4時半)
＜この情報は、2011/09/20災害当時の状況記録です。最新の情報は、各交通機関・防災情報をご確認ください＞
台風15号による湿った南風の吹き込みにより、名古屋市から瀬戸・多治見の庄内川/矢田川上空に発達した雷雲が正午前から夕方午後6時過ぎまで、1時間当たり10ミリから50ミリ、時には100ミリを超える猛烈な雨が降り続きました。
名古屋市内は、10〜40ミリ程度でしたが、激しく降った午後2時〜4時の間、市内各所で冠水。とらのあな前や名古屋大学前の冠水が確認されたとの情報も
　午後1時45分頃　名古屋市南部・南区で竜巻のような雲が確認されたとのTLも
　午後2時頃　東海豪雨時に新川に流入があって、問題になった後、高さがかさ上げされた、庄内川・洗堰から遊水地/新川への越水が確認。清須市は、これを受けて全市避難勧告の発令あり。
　午後3時頃、名古屋市守山区下志段味近辺の庄内川が越水し、近辺が浸水。
　向かい側のJR高蔵寺駅では、改札口/半地下連絡通路に雨水が流れ込み浸水。
　庄内川・天白川・矢田川と名古屋市内を流れる主要河川が氾濫警戒水域に達したため、全市内のほとんどの区(河川近辺)に避難勧告(越水した守山区・春日井市は避難指示)　JR東海道線は、庄内川鉄橋橋脚に流出物の衝突があったため、名古屋-枇杷島間が一時運転見合わせ　JR中央西線・名古屋〜多治見間も雨量制限と庄内川/矢田川の流量が多い為運転見合わせ。名鉄瀬戸線・小牧線なども止まりました。(名古屋本線・常滑線も一時運転見合わせあり)
　東名高速は、庄内川流量の関係で、名古屋IC-春日井IC間が通行止に。中央道も雨量制限と冠水の為、小牧-恵那間が一時通行止
　国道19号は、愛知春日井-岐阜多治見間の内津峠トンネル出口で土砂流入があり、通行止めも
　東海豪雨後に、監視システムとして作られた名古屋市・愛知県・国土交通省河川監視システムのライブカメラは、今回アクセス過多の為、午後2時過ぎぐらいから、ライブカメラ中継のデータ更新が一般表示されなかったり、各防災情報ページが閲覧しにくい状態になるなど、オンライン上での防災情報伝達の問題点もまた、改めて見せつけられました。
　名古屋市内は、午後6時過ぎに雨足も弱まり、各交通機関も運行再開。
ひとまず後片付けに追われる感じです。

　ただ、台風15号の来襲はこれからで、9/21の進路により、改めて豪雨になる可能性もあり、引き続き充分な警戒をしてください。