2012年11月29日
家康路、大高城兵糧搬入武者行列 桶狭間武将三路イベント


当時馬1頭に玄米を3俵積んで兵糧を搬入したらしい。
今回の行事は、桶狭間古戦場保存会による開催。参加者は甲冑武者を含め、約200名が参加。桶狭間古戦場にある神明社を出発し、丸根砦東側の大高緑地公園南・児童公園にて、一旦休息。
改めて愛知戦国甲冑隊・近藤産興鯱龍太鼓隊のみなさんを先頭に、勇ましい太鼓とともに、大高城と丸根・鷲津砦の間にある古道を進み、当時の地形を体験しつつ、無事大高城に、約3時間かけて到着。
参加者みなさんとの記念撮影の後、ボランティアガイドによる、大高城の解説を受けました。大高城からは、熱田・那古野・清洲が、今でも一望できる素晴らしい位置。また、現在は埋め立てが進み、海岸線が遠くなっていますが、当時は伊勢湾と面する入り江にも恵まれ、海路の要所としても便利な場所にあります。なるほど織田と今川が、尾張の覇権争いでこの城をいかに重要視していたかを改めて感じることを体感できます。
今回は、今川本陣横から兵糧入れの経路をたどるウォーキングでしたが、今後は、桶狭間古戦場へ向かう今川・家康・織田軍の3路にまつわるイベントの計画も予定されていくみたい。
戦国武将で盛り上がる愛知として、桶狭間古戦場跡の各史跡は、日本の歴史を大きく動かしたスポットとして、今後注目を集めていきそうです。
【写真左下】大高城から清洲城方面を眺める
-建物が立ち並ぶ中、名古屋駅ツインタワーが一望
右下:参加した愛知戦国甲冑隊鯱龍太鼓隊・桶狭間古戦場保存会・甲冑愛好家のみなさん

