名古屋・大須電波ニュース（大須Blog）

　今回の愛知県議会・民主党代表質問の中にて、愛知県の観光振興についての取り組みに対する質問の中に、フランスの「ジャパンエキスポ」やインドネシアにおける日本アニメマンガ文化のムーブメントなど海外での日本のポップカルチャーに憧れて訪れる観光客が増加する中で、観光客誘致・啓発について、「世界コスプレサミット」や「ぽぷかる」が話題に上がりした。今年で10回目を迎えた世界コスプレサミットについては、延べ68万人の参加観光客誘致に貢献。海外から注目されるポップカルチャーの活用により、作品の舞台となる観光地啓発や観光産業の振興について、愛知県はどのような取り組みが出来るか、民主党議員団代表議員より、大村愛知県知事に質問あり。
　愛知県知事に赴任してから、世界コスプレサミットのイベントに2011年より2年間イベントに直接参加している大村知事からは、国会議員時代から、こういったポップカルチャーによる海外からの観光客誘致に取組くんでいることを笑顔で答弁。国の海外からの観光振興政策「クールジャパン(カッコいい日本)」との連携や文化大使の任命、日本に憧れて訪れた若い世代の海外からの観光客に対して、愛知県内の「産業観光」の啓発や情報発信の取組み、また現在愛知県内各地で活躍している武将隊による観光PR活動も取り組みたいとの回答。旅行会社には、外国人向けに県内を回遊するパッケージプランも働きかける構想もあり、海外に向けたJ-POPカルチャーを活用した観光振興に意欲を見せました。また、PR活動の中で、愛知県出身の漫画家の活躍の場も検討。
この他、海外からの大型旅客クルーズ船の愛知(名古屋港)来港誘致も、観光振興の中で取り組む姿勢を見せました。海外クルーズ船による日本へのポップカルチャーな船旅なんてちょっとシャレた話題も挙がりましたが、日本SF大会の企画の中では、クルーズ船を活用したパーティーイベントが実際にあり、海外から船による日本来訪するようなイベントクルーズも、いつの日か実現するかもしれませんね。
ちょっと政局がバタバタする中で、武将観光を含めたJ-POP対する観光振興の取り組みは、愛知県では改めて取り組む姿勢が見受けられました。